あ行
足場組み | 高所からの落下防止、作業効率、防音対策等で組まれるもの。 |
---|---|
アクリル系塗料 | 塗料の一種。 筆塗りやエアブラシで使用することが適していて、伸びがよく、水溶性なので、塗料の希釈や用具の洗浄は水を使って行うことが可能。 乾燥後は耐水性になります。安価で10年程前までは最も一般的に使われていた塗料。現在はあまり使用されていない。 |
アクリル樹脂 | 合成樹脂の一種。透明性が高く酸やアルカリに強く丈夫で軽い。 |
アスベスト | 石綿といわれている繊維状の鉱物。以前はスレート屋根などの硬度を高めるために使用されていたが、現在は使用禁止となっている。 アスベストを使用している素材は撤去などに届け出・周知が必要となる。 |
上塗り | 仕上げのために下塗りの上に塗る塗装作業。 |
ウレタン系塗料 | 塗料の一種。 柔らかい性質の塗料で光沢があり厚く塗りやすい・耐久性は5〜8年程度。 |
ALC(エーエルシー) | 外壁材の一種。 軽量気泡コンクリートと言って、軽量で防火性耐久性に優れています。 |
縁切り | 屋根塗装をした際に、毛細管現象によって雨水が侵入するのを防ぐため、屋根材同士がくっつかないようにする作業。 |
か行
外壁材 | サイディング、モルタル、ALC、タイル(石材)など外壁を形成する材料。 |
---|---|
カバー工法 | 古い屋根の上に新しい屋根をかぶせる方法。廃材や撤去の費用などもかからず、 屋根材が二重になることで、断熱、遮音性効果も高まる。 |
カラーベスト | セメントを主な材料としてつくった屋根材。コロニアル・スレートとも。 |
間接工事費 | 足場仮設費、消耗品、養生材など |
合成樹脂 | 石油や石炭を原料として熱や圧力を加えて作られた高分子材料。 |
抗菌塗料 | 外壁などにカビや藻などの発生を防ぐ作用のある塗料 |
金属屋根 | デザイン性に優れ、軽くて耐震性にすぐれている面で普及が進んでいる。ガルバリウム鋼板など。 |
ケレン | 脆弱な旧塗膜の除去やさび落としを行うこと。 仕上がりの美しさ、塗膜の耐久にもかかわってくる。 |
高圧洗浄 | 高い水圧で洗い上げること。 外壁塗装の前には、大抵高圧洗浄を行う。 |
小屋根 | 小さい屋根のこと。ひさしや2階建ての1階部分の屋根。 |
コロニアル | スレート瓦の呼び名でメーカーによって異なる場合がある。 軽くて加工がしやすく耐候性に優れている。 |
さ行
サイディング | ボード上になっている外壁材。多くはシーリング材でつなげて使用するが、近年ボード同士はシーリングを使用せずつなげることができるものも出てきている。 意匠性が高いが、モルタル同様定期的なメンテナンスが必要。窯業系、金属系など種類も豊富。 |
---|---|
シーラー | 下地調整する際に使用される塗料。 塗料の吸い込みを防ぎ、素材と上塗りとの密着力をあげて剥がれにくくしたり、仕上がりのむらをなくすために使用する。 |
シーリング材 | ひび割れや小さな隙間を下地処理する際に使われる材料。サイディング同士をつなぐ目地材にも。 |
自己洗浄機能 | 光触媒で汚れを浮き上がらせ、その汚れを雨水が洗い流す機能。 |
下地調整 | 塗装する際に耐久性を向上させるための下準備で洗浄やひび割れの処理や旧塗膜の剥離などを行い、 仕上げの塗料が密着しやすいようにシーラー(フィーラー)と呼ばれ
るものを下塗りしていく。 下地調整の行い方によってその後の塗装の耐久性に関わってくる。 |
下塗り | 塗装工程の一回目の作業。多くの場合は下地用の塗料を使用する。 |
遮音性 | 騒音や耳障りな音が内部や外部に漏れたりしないよう、遮断する性能のこと。 |
遮熱塗料 | 遮熱、太陽熱による温度の上昇を防ぎ省エネ効果がある塗料。 |
シリコン系塗料 | 塗料の一種。 外壁用としてもっとも流通している塗料。 耐久性は7〜10年程度が一般的だが、様々な付加要素をつけることにより耐久性を高めているものもある。 |
水性塗料 | 主剤を水で薄めて使用する塗料。 シンナーなど揮発性の高いものを用いないことで、臭いも比較的少なく、環境への負荷も少ない。 |
親水性 | 水になじみやすい力。 |
住宅寿命 | その家が使用できる年数。日本の木造住宅の寿命は30年〜80年と言われているが、適切なメンテナンスは必要。 |
スレート瓦 | 主にセメントなどで作られた、扱い安く比較的安価な屋根材。コロニアルとも。 |
た行
耐震強度 | 建物の地震に対する強さ。 |
---|---|
耐震性能 | 地震に対して建物が吸収できる力。 |
太陽熱高反射塗料 | 遮熱塗料のこと。 赤外線による太陽の熱の上昇を抑えるために、赤外線を反射させるセラミック粒子が入っている塗料。 |
断熱性能 | 外気の気温、環境変化に影響されにくく、快適温度に保つ性能のこと。 |
弾性塗料 | 弾力性のある塗料。ひび割れによる水の侵入などでの劣化を防ぐのに有効な塗料。 |
チョーキング | 塗装表面の劣化により塗料の成分が白い粉状になって現れること。 |
直接工事費 | 塗料代、人件費など。 |
透湿性塗料 | 水は通さず湿気と空気を通す性能のある塗料。 |
塗膜 | 塗料を塗ることでできた層。 |
な行
内部結露 | 室内の水蒸気が壁の内部に侵入して外気温の影響で壁内部で結露すること。 |
---|---|
軒天 | 外壁から出ている屋根の軒先部分の裏側のこと |
は行
白亜化 | チョーキングのこと。 塗装表面の劣化により塗料の成分が白い粉状になって現れること。 |
---|---|
鼻隠し | 軒先に取り付ける横板。 通常は雨樋をつける部分。 |
破風板(はふいた) | 切妻屋根などの山型の部分に取り付ける雨風の吹き込みを防ぐ横板。 |
光触媒塗料 | 太陽や蛍光灯などの光が当たり表面で化学反応が起こり、汚れの元となる物質や細菌を分解する作用をもった塗料。 |
飛散防止ネット | 塗料の飛散防止、防風、防砂などのために張られるネット。 |
フィーラー | 下地調整する際に使用される塗料。 下地の面調整をしたり段差を埋めたりするのに使用する |
フッ素系塗料 | フッ素を配合した塗料。 4フッ化フッ素樹脂を使用するようになり、飛躍的に紫外線への耐候性を高めた。耐候年数は12〜17年程度。 橋などの塗料にも使用され、更にフッ素を多くしたフッ素系塗料を塗ることで橋本体の劣化の進行を遅くしている。 |
プライマー | シーリング材の密着性をよくするために使われるもの。 |
防カビ・抗菌機能 | 外壁などにカビや藻などの発生を防ぐ作用 |
防水シート | 屋根材の下に張られるシート。 年月とともに劣化するので、屋根の葺き替えのタイミングなどで貼り直すと良い。 |
ま行
無機塗料 | 鉱物などの無機物を原料として作られた塗料。 有機塗料と比べて耐久性、防水性が優れている特徴がある。 |
---|---|
棟換気 | 棟と呼ばれる屋根の一番上の部分に通気口を設けて自然に小屋根裏(ロフト)の熱気や湿気を逃がすようにする。 |
毛細管現象 | 平らな屋根材(スレート瓦)で起こる、隙間から雨水が侵入してしまう現象 |
モルタル | 外壁材料の一種 セメント、砂、水を練り混ぜた建築材料。 火気に強く味わいのある壁面は、日本の戸建住宅の一般的な外壁材だったが、近年は15%を占める程度に減少している。 |
や、ら、わ行
屋根裏 | ロフト、小屋根のこと。 屋根の裏と天井の間に作られた空間のこと。 |
---|---|
屋根裏換気 | 屋根裏に換気扇を設置して、屋根裏の熱気を外に排出するシステム |
溶剤系塗料 | 塗料の一種。 主剤をシンナー等で薄めて塗る塗料。臭いがあるが、耐久性が高い。また劣化の激しい箇所には水性ではなく溶剤系の塗料を塗る必要がある場合もある。 一般住宅では、弱めのシンナーなどを使用する弱溶剤系塗料を使用する。 |
養正シート張り | 塗装部分以外に汚れが付着しないようシートで保護すること。 |
ロフト | 屋根裏部屋のこと |
和瓦 | 日本の気候に最も適しているといわれている瓦。 雨音を遮断して断熱効果があるが他の屋根材と比べて重い。 |